タイにTechshopやDMM.Make AKIBAみたいなスペースができた(2016年02月03日)
アメリカでスイッチサイエンスみたいな会社をやって成功した、タイ出身のPan Tulabadiは、「できれば故郷のタイでもビジネスがやりたいし、いまならできるんじゃないか」と思って、2015年にタイ法人もつくって、アメリカ法人といっしょに経営している。
バンコクでのメイカームーブメントについては、去年Codezineに書いた。
急速に燃え上がるタイのMakerムーブメント ~深圳で火がついたムーブメントが今、アジアに飛び火している
そのPanが、こんどは政府が作ったサイエンスセンターの中に、小規模量産までサポートするスペースをたちあげ、バンコクの新聞に取り上げられた。
・タイの電子工作の産業規模
・タイの人がメイカーをどう捉えてるか
・狙いと、市場化という点では、日本より進んでるんじゃないか
なども書いてある面白い記事なので、許可を得て翻訳する。
英文記事
Gravitech opens research facility for innovations
http://www.bangkokpost.com/tech/local-news/840900/gravitech-opens-research-facility-for-innovations
Gravitech、イノベーションのための研究設備を公開
Gravitechは、アメリカのネバダに本拠地がある電子機器の開発会社である。
2016年1月27日、かれらは2000万バーツ(7000万円)の電子機器R&Dセンターを、バンコクのサイエンスセンターにオープンした。
このセンターは、アマチュアによるIoTや、Machine to Machineの開発を、より商品化していくものである。
「我々は、タイ政府のスタートアップ補助政策により、さらにタイのスタートアップが伸びていくと予想している」と、Sharnon Tulabadiタイ社長は語る。
Pathum Thani’s Rangsit に位置する National Science and Technology Development Agancyにある、200平方メートルのR&Dセンターは、Gravitechの2番目タイ拠点である。
このセンターは、電子機器の組み立てラインやPCB作成設備をそなえ、イノベーターや量産会社のプロトタイプ開発を助ける。
Sharnonは、プロトタイプ作成に、大規模な機械は不要だと語る。
「我々の設備はこれまで一年かかっていたプロトタイプ開発を数ヶ月でを可能にする。」
ここの設備で、スマートホンのようなものの量産試作ができる とSharnonは語る。
このセンターは、ガジェット発明のようなクリエーションをして儲ける人がより増えるようにプロモーションしていく。
「もちろん僕たちは、発明されたものをより多く海外で売ることをサポートしていく」
Grabitechは、すでに12のスタートアップがこの設備を使っていると説明している。
Sharnonは、タイにはクリエイティブなデザインの基盤も、国内の製造業もあるから、イノベーティブな製品開発の中心になれると考えている。
タイではまだよちよち歩きといえるアマチュアによる製品開発は、アメリカでは10年以上の歴史がある。
IoT製品開発を助けるためのツールキットも、数えられないぐらい伸びている。
今のところ、タイのツールキットは300万バーツ以下(1100万円)と考えられている。
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こういうのもメイカーズのエコシステムだと思う。
チェンマイで、面白いスタートアップが始動していて、先週末見てきた。英文レポートはこっち。
Maker Innovation from small town in Thailand, ChiangMai Maker Party 2016 report.
ので、これも後ほどどこかのメディア(たぶんCodezine)でレポートします。
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
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