初島会議にて来日 ニコ技深センコミュニティ月次報告 2023年12月

12月の8–9日に軽井沢でで行われる「初島会議」に登壇するため、日本に向かいます。

https://dsdesign.org/

12月27日には、1950年代にアメリカ国防予算でスタンフォード大学に予算が注ぎ込まれてから、

ピーター・ティールのパランティアあたりまで、70年近くに渡るシリコンバレーの歴史をまとめた

「シリコンバレー全史」が刊行されます。山形浩生さんがメインの訳者、自分も一部担当しました。

著者のマーガレット・オメーラはプロの歴史学者で、アル・ゴアの情報スーパーハイウェイ構想時に顧問をしていた

こともあり、シリコンバレーにおけるイノベーションと産業政策への研究が書籍にまとまりました。

すでにオンライン書店では予約が始まっています。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322207001329/

ハードウェア情報の共有 #分解のススメ コミュニティで、チャットグループDiscodeのサーバを運用しています。

https://discord.gg/QMwZs75F

Facebookグループで進捗をお知らせしていきます。

https://www.facebook.com/groups/ntshenzhen

— — -報告(ブログ書いた、記事書いた、本だしたなど。) — — — -

■山崎雅夫(@tomorrow56, ThousanDIY)すみません、先月の告知を忘れていました。2か月分です。

1. 工学社 月刊I/O 連載「100円ショップガジェット分解」 ・11月号: セリアの「バッテリ・チェッカー」 110円で買える4個のLEDでバッテリーレベルを表示するバッテリーチェッカーです。 FR4基板採用、PICピン互換マイコン使用です。

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4810 (「主な内容」の記載は間違いです)

・12月号: ダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン DG036–01」 低遅延モードに対応し、「日本人技術者がチューニングした日本人向けの音質」とパッケージに記載があるイヤホンです。イヤホン内部の基板は2層(他のTWSは4層)、低遅延モードの実測結果も載っています。

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4810

月刊I/Oは電子書籍でも買えるようになりました。https://digibook.kohgakusha.co.jp/

2. note「100円ショップのガジェットを分解してみる」: 10月、11月の追加記事

・ダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン E-TWS-1」(TWS二代目) 今回もZH-JieLiのBluetooth Audio SoCを採用。音も比較的バランスがよく、基板設計や内部構造もよくできています。https://note.com/tomorrow56/n/nae0afb88a8a0

・ダイソーの「USB3.0対応薄型Type-Cハブ」

USB規格をハックして1ポートだけUSB3.0対応しているという、なかなか面白い商品です。

https://note.com/tomorrow56/n/n8b1116c48641

noteの100均ガジェット分解記事はマガジンにまとめています。

https://note.com/tomorrow56/m/ma0073059b5ac

■高口康太

「中国で碧桂園の幽霊団地を観て来た」文藝春秋2023年12月号

https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7253

文藝春秋電子版 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7215

「中国は不動産バブル崩壊で「失われた10年」に突入するか」『文春ムック 文藝春秋オピニオン 2024年の論点100』

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160070745

「監視国家・中国、ポスト・コロナの現状」月刊『東亜』2023年12月号

https://www.kazankai.org/media/ea/a1157

急成長するEVに失速のきざしか? Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/32220

《現地事情》中国経済「まだら状の不況」――悲観論はどこまで正しいか:高口康太 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

https://www.fsight.jp/articles/-/50170

早すぎる李克強の死 習近平との路線対立はあったのか? Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/31998?fbclid=IwAR284J-IzPz8-u0Iu3vZZlpHznqxvFPUCWJfE_PSRF4hq2F_TswkUK9op24

中国「プロ子ども」の現実『週刊現代』2023年11月25日号

https://gendai.media/list/books/wgendai/4910206441131

ウェブ版 https://gendai.media/articles/-/119456

https://gendai.media/articles/-/119457

メンツ消費で「はるかにリート」ファーウェイが王座奪還か?

週刊文春2023年11月23日号 https://bunshun.jp/articles/-/67020

ウェブ版 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7338

「中国「愛国主義教育法」の危ない中身」『週刊プレイボーイ』2023年11月27日号

https://www.grajapa.shueisha.co.jp/item/detail/weeklyplayboy/b2f8bd0bee65393ccebc4e0b2949862b

【日本人が知らない 、世界のスゴいスタートアップ Vol.6】大転換の日本金融環境、未来の大企業狙う日本フィンテック・スタートアップにチャンス — DG Lab Haus https://media.dglab.com/2023/11/08-fintech-01/

「生成AI」が自動車の“設計”まで担当…中国で進む「AIの社会実装」と、そこから見える「ヒトの未来の働き方」 | 記事一覧 | iX+(イクタス)| デジタルの恩恵を、より多くの人々へ https://www.ix-plus.com/article/column-111/

「シン・買い物天国」海南島が迷走!? ポストコロナの「免税ビジネスの現在地」 - WWDJAPAN

https://www.wwdjapan.com/articles/1695015

深センで遊ぶ香港人が急増するワケ 「買い物天国」香港の衰退も - WWDJAPAN

https://www.wwdjapan.com/articles/1682383

コメント 【SNS実名表示】で何が変わる? 「中国式ネット規制」の最終手段 - IT・科学 - ニュース|週プレNEWS

https://wpb.shueisha.co.jp/news/technology/2023/11/21/121365/

コメント マレーシア発 中国No.1不動産会社が建設した「15兆円のゴーストタウン」全貌写真 | FRIDAYデジタル

https://friday.kodansha.co.jp/article/342873

■荒木大地 日本人のための深セン情報サイト(shenzhen-fan.com) 深セン ファン

1. 中国税関は11月1日より中国本土入出境時の「健康コード」提示不要と発表

中国税関は10月31日、中国本土入出境時に提示を求めていた健康コードの記入を11月1日午前0時より廃止すると発表しました。出入国者は記入を免除されますが、発熱や咳など感染症の症状がある者は率先して税関に健康申告を行うことが求められています。発表文の和訳を公開します。

https://www.shenzhen-fan.com/news-2023-10-31-announce-from-general-administration-of-customs-of-the-peoples-republic-of-china/

11月1日より中国本土入出境時の「健康申告」コード提示不要へ 香港メディア報道

https://www.shenzhen-fan.com/news-2023-10-30-no-more-health-declaration-code-from-nov/

2.2023 深セン竜華ハーフマラソン、2024 深セン大鵬ニューイヤーマラソン開催

竜華区内を走る「竜華ハーフマラソン」、そして大鵬ニューイヤーマラソンが開催されます。大鵬新区のマラソンは自然豊かな海外線を走るルートが大人気で、年々参加者が増加してきました。今大会はランナーたちから「最も美しいマラソンコース」と評判高い、2022年に整備された大亜湾海岸線のウォーキングコースがメインとなります。エントリー締切は11月21日となります。

https://www.shenzhen-fan.com/2024-dapeng-new-year-marathon/

https://www.shenzhen-fan.com/2023-shenzhen-longhua-half-marathon/

3.深セン市の2023年1~3四半期GDPは2兆4468億元、前年同期比5.4%増

深セン市統計局は10月30日、2023年第1~3四半期における深セン市の地域総生産(GDP)を発表しました。GDPは2兆4,468億2,500万元で、前年同期比5.4%増となりました。特に好調なのは新エネルギー自動車で生産高は125.8%の増加、サービスロボットは68.8%の増加です。

https://www.shenzhen-fan.com/news-2023-11-02-sz-gdp-2023-in-first-three-quarters/

4.Bionic Brew主催クラフトビールフェス「城市源力 ELECTRIC CITY」開催(11/10-12)

深センの有名ビールブランド(Bionic Brew)の主催するクラフトビールフェス「城市源力Electric City Fest」が、11月10〜12日の期間中「深セン之眼購物中心 Cityhub」にて開催されました。

https://www.shenzhen-fan.com/2023-11-10-electric-city-9th-shenzhen-craft-beer-fest/

5.【Maker Faire Shenzhen 2023】メイカーフェア深セン、万科雲城設計公社にて開催(11/11-12)

11月11日から12日にかけて、メイカーフェア深セン 2023(Maker Faire Shenzhen)が「万科雲城設計公社」にて開催されました。出展ブースは100を超え、フォーラム、ワークショップなど盛りだくさんのイベントになりました。

https://www.shenzhen-fan.com/maker-faire-shenzhen-2023/

6.第25回中国ハイテクフェア開催、特別ライトショーも実施(11/15-19)

メイカーフェア深センの熱も冷めやらぬまま、今週は第25回中国ハイテクフェア(高交会)が開催されます。深センで開催される展示会の中でも特に有名なこのハイテクフェア、今年は11月15日から19日まで、福田区にある会展中心と、宝安区にある国際会展中心の二大展示場で同時開催されました。展示面積は50万平方メートルに達し、過去最大規模となる見込みです。フェア期間中は特別なライトショーも開催されました。

https://www.shenzhen-fan.com/2023-china-hi-tech-fair/

7.深セン湾アートイベント「14th Shenzhen Fringe Festival 深セン湾芸穗節 2023」開催(11/17-26)

毎年恒例の、深セン湾周辺で繰り広げられる無料の大規模アートイベント「深セン湾芸穗節 / Shenzhen Fringe Festival 2023」が11月17日から26日まで10日間開催されました。今回は、南山古城や、南山文化館、そしてOCT-LOFTを拠点として100以上のパフォーマンスが繰り広げられました。

https://www.shenzhen-fan.com/2023-shenzhen-fringe-festival/

8.深セン市、2023年第3四半期の「ブランド一号店」出店規模数は145店に

統計によると、2023年第3四半期の深センにおける「ブランド一号店」出店数は145店に達し、コロナ禍以来増加傾向となっています。香港に隣接した立ち位置から、過去にはマクドナルドやMUJI HOTELなどをはじめたくさんのブランドが深センに進出してきましたが、近年は市が主体となってモールに第一号店舗を誘致する「首店奨励政策」を実施しています。

https://www.shenzhen-fan.com/news-2023-11-21-sz-first-brand-store/

9.【保存版】中国旅行者向け Alipay/WeChatPay クレジットカード登録方法

これまで中国の銀行口座を持たない外国人旅行者は、電子決済の代表格となっている Alipay(支付宝)やWeChatPay(微信支付)の登録が難しく不便を強いられてきましたが、近年は国際クレジットカードからの紐付けができるようになり、またQRコード決済も可能となったため利便性が向上しました。今回は、外国人向けの中国情報チャンネル「CityNewsService」や、アリペイ、微信支付公式からの情報をもとに、今後中国に来られる方向けの電子決済登録方法を解説します。他に必要な情報あれば追記したいと考えていますので、情報をお寄せいただけると大変助かります🙏

https://www.shenzhen-fan.com/2023-how-to-register-for-alipay-wechat-pay/

10.(情報最新化)ビザなしで深セン渡航、到着後の申請で5日間滞在可能な「特区旅遊ビザ」申請方法

日本からノービザのまま渡航し、その後深セン口岸内の査証事務所で申請するだけで5日間深セン市内に滞在可能となる「特区旅遊(E)ビザ」の取得方法をご紹介します。(英語では "S.E.Z VISA" と呼ばれます)短期滞在予定の方にお勧めの方法です。

https://www.shenzhen-fan.com/2023-03-how-to-get-s-e-z-visa/

11.中国エリア別渡航グループチャット/Shenzhen Fan情報共有グループチャット

日中渡航情報共有WeChatグループチャットやフライトグループチャットに加え、Shenzhen Fan情報共有グループチャットも運営しております。200名まではQRコードより入ることができますので情報を集めておられる方はぜひご活用ください(200名を超えた場合はリンク先の問い合わせフォームよりご連絡ください)

https://www.shenzhen-fan.com/2020-12-group-chat-of-travel-by-region-of-china/

■高須正和

ロボット開発を加速させる、中国モータースタートアップのエコシステム

https://media.dglab.com/2023/11/21-robotics-industry-01/

【23-11】オープンソースでの成功を工業分野の国際標準づくりに生かす中国

https://spc.jst.go.jp/experiences/law/law_2311.html

-----告知(ニコ技深センコミュニティの関連イベント、メイカーイベントへの出展など)

The CODE シリコンバレー全史 20世紀のフロンティアとアメリカの再興

https://www.kadokawa.co.jp/product/322207001329/

シリコンバレーはどのように築かれ、アメリカのビッグ・テックはどう形作られたのか。

そして、“次のシリコンバレー”は生まれるのか―――。

国際的な権謀術策、政治的な思惑、お金、夢と挫折、そして人間ドラマ……5年に及ぶ調査・取材で明らかにした、70年にわたるシリコンバレーの歴史を解体する唯一の決定版。

「シリコンバレーは、ある意味で場所ではない。エコシステムだ。(中略)世界中の他のどんな場所も、こんな開発市場環境を長期にわたり提供することはできなかった。だからこそ、シリコンバレー再現の試みは他のところでは成功していない。その意味で、本書は安易なシリコンバレー模倣の試みに対する戒めになっている。いまあるシリコンバレーの形(の一部)だけ真似て、それですぐにシリコンバレーもどきができるわけもないのだ。」(山形浩生/訳者解説より)

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